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2018 Maccario Dringenberg@Dolceacqua

2018年イタリア研修旅行記 その12

Maccario Dringenberg (マッカーリオ・ドリンゲンベルグ)
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リグーリアの西、フランス国境に程近いドルチェアクアの町にある小さいワイナリーです。
ロッセーゼというブドウ品種を主要に造られる、ロッセーゼ・ディ・ドルチェアックアは
1972年にリグーリアで最初のDOCに認定しました。

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マッカリオ家は元々このドルチェアクアで1860年より、ワインを造りを続けてきました。
ワイナリーの名前も2人の家族の名前をとり「マッカリオ・ドリンゲンベルグ」に変え、1992年に新たなスタート。
今回は13に分けた区画の中の、単一畑「ポソー」と「ルヴァイラ」の畑を案内してくださいました。
共に「ガンベロ・ロッソ」誌の「トレ・ビッキエリ」を立て続けに獲得したワインです。

自分たちが借りている9人乗りのワゴン車から、
ワイナリーが用意してくださった、小さな車2台に乗り換えて畑まで案内してくださいました。
リグーリア全体が山岳地帯と丘陵地帯で平野が少なため、
今回訪問させていただいたワイナリーの何処も急斜面が多かったですが
ここもかなりの急傾斜。険しく狭い山道を上がること20分位。
標高300~400メートル、美しい葡萄畑が目の前に広がってきました。

単一畑のクリュ「ポソー」

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単一畑のクリュ「ポソー」は、樹齢60年。
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南向きの傾斜の厳しい斜面で海からの風通しの良いところに畑にはあります。
土壌は、石灰質、粘土が固まった石、砂なども含まれるとのことです。

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話は少し脱線して、リグーリアは「花のリグーリア」と呼ばれるくらい花の栽培で有名らしく
ドルチェアックアは元々ルスコ(なぎいなだ)の栽培を始め、
ミモザ、カーネイションの花などの栽培も盛んらしいです。
この畑「ポソー」の1部も昔はルスコの栽培所であったとのこと。

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ルスコ(なぎいなだ)

畑を一周案内していただき、「ポソー」のワインに感じられる松脂(松の木)やジュニパーベリー

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ジュニパーベリー

ロッセーゼに共通する香りのレンティスコ

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レンティスコ

その他、ケッパー、セージ、タイム、ラベンダー、などが厳しい急斜面の中に所狭しと自然に育っていました。

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ケッパー ワイルドっす💪

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セージ ワイルドっす💪

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タイム

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ラベンダー
こういう表現はしたこと無いのですが、この畑かなりワイルドな男性的なイメージで、
他ではあまり経験の出来ないサバイバル感もあり。

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階段その1
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階段その2
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急斜面で木倒れる。。

生産者はこの厳しい環境の中で、ブドウ栽培や収穫をしていくのを目のあたりにすると
ワインの有り難味を改めて考え直す貴重な経験をさせていただきました。

そんな中、案内でしてくださったジョバンナさんの足元は高いヒールのサンダルでしたが、
「それはサンダルですか?」と聞きたくなるほどスイスイと先頭を案内してくださいました。
「マジカ!マジカ!」とブツブツ独り言を連発しながら次に案内してくださる「ルヴァイア」の畑へ車で移動。

単一畑のクリュ「ルヴァイア」

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単一畑のクリュ「ルヴァイラ」はなんと樹齢100年にもなる畑です。

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山の山頂付近、「ポソー」よりも標高が高く北向き斜面で土壌は粘土が固まった石や石灰質。
味わいは、深いミネラルの鎧に覆われていて、厳格や深淵なニュアンス。

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「ルヴァイア」の畑は周りに他の生産者もいましたが、彼らの畑は樹齢も古く、
ブドウの仕立て方なども含め周りの生産者の畑、そして「ポソー」の畑とも明らかに違いました。
ハーブや松の木、レンティスコなど香りのニュアンスよりをより感じた「ポソー」
イチジクやラズベリー、柿などといったフルーツからくる果実のニュアンスを畑に感じた「ルヴァイア」

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イチジク

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ラズベリー

「ポソー」のワイルドな男性系の畑と比べると、落ち着いていて優しく感じた「ルヴァイア」の畑。
ブドウ1粒1粒の大きさも明らかに違いました。

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あとこの2つの畑でも育てられているドルチェアックアの貴重な白ブドウ
“マッサルダ”と“ロッセーゼ・ビアンコ”とも初顔合わせしました。

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しかし写真をこの1枚しか取っていないのです。。

そのマッサルダとロッセーゼ・ビアンコから造る白ワインは“L’amiral”(ラミラル)といって
ホームページのワインリストにも載せてなく日本に輸出していないとっても希少な白ワイン。

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2か所の畑を案内していただいた後ジョバンナさんの案内で試飲に移りました。
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ワインの発酵はすべて野生酵母による自然発酵で熟成に一切樽は使用しない。
また亜硫酸塩の添加を低く抑えるために彼らは醸造過程において出来るだけワインが酸素に触れない様最大限の注意を払ってるそうです。

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こうして造られたワインは畑によって明確なキャラクターの違いを持ち、その違いを1本1本試飲させていただき持っていました。
近年のトレ・ビッキエリの連続受賞などと相まって、そのクオリティの高さが注目されているワイナリー。
個人的には「ルヴァイア」が好みでしたが、日本に帰ってから時間をかけてじっくり飲み比べをしたいです。

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試飲会も含め親切にしていただきありがたい気持ちでいっぱいでした。
ドルチェアックアを後に高速道路でバルダルッコに戻る途中
沢山の花の栽培所を見ました。(下道では全然わからなかった)

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車内で調べたらこの辺りでは(おそらくサンレモ辺り)コスモスや~の花の栽培が有名みたい。

少し急ぎで宿に向かいまずは途中のスーパーで食材を買出し。
今夜はBBQなのです。
宿に戻りまずは軽く飲みながら冷やすもの冷やして食材カットして
テーブルセッティングして薪に火をつけてパスタボイラーつけて。ってな感じで
いつもの自分たちの仕事の延長線上になったとたん写真撮るの忘れるお決まりパターン。。

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前のブログで紹介していると思いますが、本当ににきれいな宿で
横に川が流れていて野菜の畑、鶏やウサギなども飼っていました。
そして宿の真下が昨日紹介していただいた以前までオリーヴオイルを造っていた場所。

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おまけに猫もいる。
改めてこんな贅沢宿他にない。と思う。

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バルコニーにて薪で焼く焼く🔥

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Tボーンとサルシッチャ焼く焼く🔥

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ROIでいただいたタジャスケオリーヴを入れたタリアテッレ

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酔っ払い前

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酔っ払い後

そして就寝。。
リグーリアに入ってから4日目、あっと言う間に終わりました。
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